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キャベツの栄養・健康効果・選び方・保存方法

農業・野菜

台所のお医者様「キャベツ」

葉が甘く柔らかい「春キャベツ(新キャベツ)」、夏に出回りビタミンCが豊富な「夏秋キャベツ」

葉が固めだが煮込むと柔らかくなり甘みが引き立つ「冬キャベツ」がある

旬は、春キャベツが3~5月、夏秋キャベツは7~8月、冬キャベツは1~3月

 

栄養

淡色野菜の中で最もビタミンやミネラルが豊富に含まれている

ビタミンAは免疫力増強、B群は疲労回復、Cは免疫力アップ・抗ガン作用、Kは止血作用・骨の健康維持

ビタミンUは胃・十二指腸潰瘍で傷ついた粘膜の修復や肝機能強化に

血液凝固作用のあるビタミンKが潰瘍のただれの回復に

中心部はビタミンC、外側の緑色部分にカロテンが多い

ミネラルは、塩素・カルシウム・ナトリウム・鉄・硫黄・ヨードが含まれる

塩素と硫黄は胃腸浄化作用があり繊維も豊富で腸の働きを良くする

健康効果

胃・十二指腸潰瘍

免疫力増強・抗ガン作用・ガンの予防と改善

風邪予防

疲労回復

肝臓病・肝機能強化

健胃

骨の健康維持

去痰

 

選び方

ずっしりと重みがある

鮮やかな濃緑色の葉でしっとりツヤがある

切り口は茶色に変色したり、割れ、乾燥していないもの

カットされたものは、断面の葉と葉の間がギッシリつまっているもの

 

保存方法

芯をくり抜き、水を含んだキッチンペーパーを詰め、ビニール袋に入れ野菜室へ

カットしたものはラップで包み野菜室で保存、早めに食べきるようにする

酢に漬けてピクルスやサワークラウトに、常備菜として使えて便利

冷凍保存は、さっとゆでるか塩もみしてからラップで包み冷凍する

 

調理

1年中手に入り、サラダ、漬物、炒め物、煮込み料理など色々使える

疲労回復効果のあるビタミンCを無駄なく取るには千切りキャベツに

水に短時間さらし、水切りすればでパリッとする、長時間はビタミンCが水に溶け出てしまうので注意

スープなどの煮込み料理は、残さず飲むことでビタミンCを有効に摂取できる

消化を助けるビタミンUは、肉や魚、揚げ物のつけあわせに

牛乳とあわせれば、カルシウムとビタミンKで骨を丈夫に、骨太効果が高まる