大食い王が5万円の超高級カレーに悶絶する様を見て、私は泣いた【MAX鈴木】

2018.08.21 グルメ
KEYWORD : #動画制作,#大食い,#密着

 

「こんちは!」

181センチの長身にスカルTシャツ、そして入れ墨。物々しい出で立ちとは相反する人懐っこい笑顔を浮かべ、大食い王・MAX鈴木さんが現れた。黄金の髪がくるんと外に跳ねている。骨ばった筋肉質な体つきも相まって「ライオンみたいな人だ」と思った。

 

 

大食い大会で料理を喰らう姿は、本当に獣のようだ。彼は大食いをスポーツだと言う。実際に話を聞くと、確かにアスリートの精神が宿っている。タレントではない、と思った。

 

 

現在、YouTubeで大食い動画をほぼ毎日投稿しており、5キロ程度の食事なら腹ごなし程度にぺろりと食べる。今回の撮影場所は、秋葉原のカリガリカレー。銀座の老舗クラブで裏メニューとして愛されたカレーを世に広げるべく、店主・二木さんが切り盛りするカレーの名店だ。看板メニューはココナッツカレーだが、今回は違う。

 

 

用意したのは、MAX鈴木さん用の特注カレー「超高級プライムリブカレー」。なんと総重量5.5キロ、価格は5万円超というスペシャルメニューである。

 

 

プライムリブとは、ローストビーフ界の最高峰に君臨する肉だ。宮崎牛のA4肉を24時間低温調理し、肉汁とワインのソースで味付けした。ぷるぷると揺れるほどやわらかいプライムリブは、官能的ですらある。カレーには1.5キロものプライムリブを使用し、これでもかというくらい肉の座布団を積んだ。

 

 

最初に、プライムリブとの記念撮影を楽しんだ。店主も私もMAX鈴木さんとの記念撮影に必死である。MAX鈴木さんは快く応じつつ、「この肉すごいっすね!」と笑った。

 

 

「どうぞ、撮影の準備をなさってください」と言うと、「いや、一瞬で終わりますよ。スマホで撮るだけなんで、10秒でセッティングできます」とスマートフォンを取り出した。

 

 

聞けば、動画の編集もスマートフォンのアプリで完了すると言う。撮影の帰り道に編集が終わると言うのだから驚きだ。(実際、撮影当日に動画を送ってくださり、原稿を一文字も書いていない私は大いに焦った)

 

 

ゆうに10人前はある5.5キロの「超高級プライムリブカレー」が登場し、その異様な存在感に私は驚いた。店主自身も「すごいな、これ」と驚いていた。しかし、MAX鈴木さんは驚かない。彼は毎日デカ盛りメニューを食べ歩いており、5キロ程度の食事は当たり前なのである。

 

 

撮影時にフラッシュを焚いていいかと聞くと、「いいですよ!」と快諾してくれた。会った瞬間から感じていたが、MAX鈴木さんはとても気持ちのいい話し方をする。

じゃ、撮影しますねと言ってスマートフォンをポンとタッチした。

 

 

MAX鈴木:本日は末広町から徒歩1~2分、秋葉原からも徒歩7~8分のカリガリカレーさんに来ています!取材なさっている方がパシャパシャ撮っているんですけど、その辺は気になさらないでいただけますと。よろしくお願いします!

 

最初にしっかりお店の説明をする。店主と取材陣、そして視聴者の三方に配慮した入り口である。

 

 

MAX鈴木:いただきます!店主!

 

店主に声を掛けながら手を合わせ、どろりとしたルーをターメリックライスにからめる。スプーンで大きくすくって頬張り、「うん!」と唸って仰け反った。

 

 

MAX鈴木:これ、かなり甘めなルーですね。

 

店主:そうですね、お肉にあわせて甘くしました。

 

MAX鈴木:お野菜とかお肉とか、スパイスを溶け込ませてますね。これ、やばいぜ。かなりハードめなカレーっすね。食べごたえ万点。うん、うん。カレーおいしいからカレー食べよ、お肉は後程いただきます。

 

 

メインの最高級プライムリブが後回しとは驚いた。デカ盛りラーメンを食べる動画ではチャーシューを先に食べていたので、不思議に思って質問した。

 

はぎぱん:お肉を食べるタイミングって決めてらっしゃるんですか?

 

MAX鈴木:カレーの波が収まったら食べます。とにかくカレーがおいしいんで、先にカレーを食べてます。欲望の赴くままに!

 

 

はぎぱん:ラーメンだと先にチャーシューを召し上がってますよね?

 

MAX鈴木:「この量はヤバいな」って思ったら、大食いの正攻法で攻めます。いわゆる単品食いですね。動画のコメントでよく「どうして別々に食べるんですか」って聞かれるんですけど、食感が違うものって一気に食べにくいんですよ。飲みこみにくくて。いっしょに食べたらおいしいのはわかってるんですけど、それを10キロ近く食べるとなると心配なので、まず肉やっつけて、野菜やっつけて、麺やっつけて、スープ飲んでって順番になるんです。

 

フードファイターが単品食いをしている時は、黄色信号とのことだ。

 

 

MAX鈴木:あと、一口食べて「うま!」って思ったら、飛ばす気になれないです。ちゃんと味わって食べたくなるんで。早食いとか大食いを本気でしている時は、全然味わえてないんですよ。味わう暇がないんです。

 

話しながらも2人前近く食べ進めていたが、「ん!」と言って、店主の方を振り向く。

 

 

MAX鈴木:ピリ辛のこれ、玉ネギですか?

 

店主:それはアチャールです。インドの漬物。

 

MAX鈴木:アチャールです。みなさんご存知ですか?

 

スプーンにアチャールをのせ、グッとカメラに近づけた。途中で店主にカレーの特徴やお店の歴史を聞き、丁寧に紹介しながら食べ続ける。

 

 

店主・二木さんがカリガリカレーで提供しているのは、ココナッツカレーとタイカレーを日本風に仕上げたオリジナルカレーだ。本来タイカレーはサラリとしているが、ジャガイモ入れてドロッとさせ、日本人好みの濃厚な味に仕上げている。MAX鈴木さんも「確かにこのカレーは日本人向けですね」と頷いた。

 

ふと気が付くと、大皿にあふれんばかりに注がれていたルーがすっかりなくなり、ターメリックライスも半分以下になっていた。それでも一般人には多すぎる量なのだが、MAX鈴木さんがこともなげに食べていると、何てことなく思えてくるから不思議である。

 

 

MAX鈴木:皆さんお待たせしました、お肉タイムです!

 

日曜のブランチにベーコンを食べるような気軽さで、特大プライムリブにフォークを刺した。20センチはあろうかという肉を、下から煽るように一口で頬張る。

 

 

黙ること5秒。大きく眉を上げ、目を閉じて何度も噛みしめる。小さく首を振り、「これはやっべぇわ」と囁いた。

 

MAX鈴木:歯がいらないくらい柔らかい。脂あっまぁ。サシが本当にすごいんですけど、これはもたれないと思う。良いお肉ってもたれないんですよ。

 

 

その後はプライムリブをカットして、ステーキのように食べた。ずっしりおなかに溜まるはずのプライムリブが、軽やかに消えていく。途中で出された特製ソースをカメラに向かって見せてから、プライムリブにかける。最高級の肉が、しっとりと濡れた。

 

 

MAX鈴木:ああ、完全に今カレー屋さんじゃなくなりました。プライムリブ、カレーにも合うし、ソースにも合うわ。

 

は、と息を漏らして笑う。丁寧にカットして、プライムリブを食べ続けた。ターメリックライスがついになくなると、MAX鈴木さんは顔をあげて

「ごはんってまだありますか?おかわりしてもいいですか?」

と言った。店主が驚きの笑いをこぼし、キッチンに引き返す。

 

すぐに300gのターメリックライスが登場した。一般人の大盛り一杯分だ。

 

 

MAX鈴木さんはターメリックライスをポンと大皿にのせ、「これをこうしてね」と言いながらうれしそうにカレーと絡めた。大きく一口頬張って、ゆっくりと咀嚼する。座り直して、その味を噛みしめながら私の方を見た。

 

 

MAX鈴木:わかります?噛んで、肉汁とか脂がじゅわっと出てきて、ごはん一粒一粒をコーティングするんです。めちゃくちゃうまい。あー、本当にうまい。

 

言い聞かせるような口ぶりで話すものだから、私のおなかはぐうぐう鳴った。

 

 

プライムリブには、塩コショウとハーブが練り込まれている。噛めば噛むほどハーブの風味が香り立ち、濃厚な脂と見事に調和する。

 

MAX鈴木:ハーブの香りがめっちゃいいです。……おかわり、もう一回いいですか?

 

店主が仰け反った。

 

 

さらに300gのターメリックライスを追加。これで6キロ超えだ。MAX鈴木さんは、はあ、とため息をついて指先についたルーを舐めとった。食欲を満たす悦びに満ちた表情だった。

 

 

MAX鈴木:いやあ、カレーうまいし、肉うまいし、米うまいし。最高だな。やっぱりプライムリブがおいしいから、米がすぐなくなるんですよ。プライムリブに歯がサクッて入った瞬間の感覚が、普通じゃないです。宮崎牛ってうまいんですねえ。

 

 

空腹が極限に達し、私はもう泣きそうであった。MAX鈴木さんはスプーンで大きく弧を描くようにして米粒をかき集め、一粒残らず掻きこんだ。6キロ超の最高級カレーが、30分ちょっとで綺麗になくなった。あまりにも鮮やかで、店主と取材陣はそろって拍手をした。

 

 

MAX鈴木:こんなに器軽かったんすねえ!おいしかった、ごちそうさまでした!

 

 

手を合わせて、満足げな笑顔で停止ボタンを押す。あ、と私は声を上げた。

「すみません、もし可能だったら、今回の取材記事について紹介してもらえませんか?」

MAX鈴木さんは「いいですよ!」と言ってすぐに録画を再開してくれた。

 

 

MAX鈴木:再び登場、マックスです!今回取材してもらった記事を概要欄に貼っておくんで、ぜひ見てください。いや、むしろそっちをチェックしてほしい!見てねー!

 

画面に向かって笑顔で手を振る。

 

 

撮影後は膨らんだおなかを私たちに触らせてくれ、

「お水飲んだらもっと膨らんでハンプティダンプティみたいになります。飲みましょうか?」

とまで言ってくれた。(「おなかが机くらい固くなる」と聞いてビビってしまい、丁重に断った)

 

 

MAX鈴木さんは終始サービス精神旺盛で、店主もすっかりファンになったようだ。

 

 

今回、MAX鈴木さんが食べた5.5キロの「最高級プライムリブカレー」(税込み5万円)は一週間前までに予約すれば食べられる。※調理に24時間かかるため

 

 

さらに、一般人用にリサイズした1人前の「最高級プライムリブカレー」(税込み3000円)を9月15日に特別提供するとのこと。こちらも一週間前までに要予約だ。

 

 

秋葉原カリガリ
東京都千代田区外神田3-6-9 沖村ビル1F
tel : 03-3527-1262
予約方法:order@caligari.jp へメール または Twitterアカウント@caligari_curry までDM

 

 

大食い王の食べっぷりを見ると、不思議と元気が湧いてくる。プライムリブを頬張った時の恍惚とした表情も、ぜひご覧あれ。

 

 

取材・文/はぎぱん 写真/ひらはらあい

 

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