大食い王、惚気のデカ盛りを披露する【MAX鈴木】

2018.08.20 グルメ
KEYWORD : #大食い,#恋愛

 

髪の半分を明るく染め、右腕には刺青、バラを咥えた骸骨が大きくプリントされたTシャツを着て現れた大食い王は、店内のアイドル写真を食い入るように見て、

「かわいいっすねえ、この子誰ですか?」

と言った。

 

大食い王・YouTuberのMAX鈴木さんは、無類の女性好きだ。大食いに挑戦したのも、爆食女王・グルメアイドルのもえのあずきさんに惚れ込んだからだという。

 

しかし、現在はおそろしく一途である。2017年に妻・ハニコさんと結婚。「まさか結婚する日が来るなんて思いもしませんでした」と言うMAX鈴木さんだが、ハニコさんにベタ惚れだ。来月には第一子の男の子が生まれる。今でも実感が湧かないそうだ。

 

そんなMAX鈴木さんから、恋する乙女も顔を覆うほどの惚気をたっぷりと伺ったので、あえて1記事分、彼の惚気を綴る。赤面必至だが、大食い王を大食い王たらしめた愛の物語だ。

 

 

ハニコさんとは、知人の紹介で出会ったという。

 

MAX鈴木:正直、ぜんっぜんタイプじゃなかったんです。異性としては全く見てなかったですね。今まで付き合った女の子と真逆でした。それまで目がパッチリした華やかな子と付き合ってたんですが、嫁さんはおしとやかな日本顔。ぶっちゃけ「目、ついてんの?」とか思ってました(笑)

 

かつての彼女を知っているフードファイター仲間にも「全然違うタイプじゃん!」と驚かれたそうだ。

 

 

MAX鈴木:でも、今は世界一かわいいと思ってて、大好きなんですよ。「目ぇちっちゃ!」って思ってたのに、「何そのつぶらな瞳、かわいい~」みたいな。気持ち悪いですよね、気持ち悪いおっさんだなって思ってもらっていいですよ(笑)

 

はぎぱん:いやいや、それだけ愛されたら女性は幸せです(笑)脈なしだったのに、なぜそんなに好きになったんでしょう?

 

「それが」と身を乗り出して、真剣な顔をする。

 

 

MAX鈴木:ぜんっぜんわからなくて。なんでなのか未だにわからないです。

 

思わず笑ってしまった。

 

 

MAX鈴木:告白したのは俺なんですよ。付き合うまでは半年くらいかかったんですけど、1年ですぐ結婚して。嫁さんに逆プロポーズされました。信じられなかったですね。もうすっかり惚れ込んでましたから、そのまま結婚しました。

 

しかし、当時はまだYouTubeの収入が安定せず、フードファイターとして活動する傍らアルバイトをしていた。大食い王決定戦を前に、「大食いで食っていきたい。1か月だけYouTubeに専念していいか」とハニコさんに相談したところ、ハニコさんは頷きつつも「次の大食い王決定戦で優勝できなかったら、大食いは辞めて、会社員になって」と言った。もう後がなかった。

 

その過程で、MAX鈴木さんは心に余裕をなくした。頑なに自分より強いフードファイターを遠ざけ続けたが、ハニコさんに「周りに迷惑をかけるのだけはやめて」と言われて目が覚める。その後の快進撃はすごかった。一度は逃した大食い王の座を、無事奪還した。

 

 

MAX鈴木:そこから、生活も安定しました。YouTubeに専念したら収入も増えたんですよ。もしあきらめていたら「あー今日も仕事か」って思いながら会社員として働いていたんでしょうね。

 

とはいえ、YouTuber活動がうまくいくかどうかは、やってみないとわからない。新婚段階で決断するのは、夫婦ともに勇気が必要だっただろう。

 

MAX鈴木:よくOKしてくれたなって思います。嫁さんのおかげで、心も生活も全部変わりました。最強のあげまんです。仕事場も嫁さんが「あった方がいいでしょ」って借りてくれて。帰りが遅くなる時も「早く帰ってきてね」って一言いうだけ。ズキューンってきますね。

 

 

ズキューンなエピソードはまだまだある。

 

MAX鈴木:人前に出るようになると、家を出た瞬間から“鈴木隆将”ではなく“MAX鈴木”になるんですよね。要は、いつ何時人に見られてもいいように生きるってことです。でも、一時期うまく切り替えできない自分がいて。外でも“鈴木隆将”でいたりしたんですよね。

 

ふと横を見ると、ハニコさんが居住まいを正していた。“MAX鈴木の妻”として恥じない行動を貫いていたのだ。

 

 

MAX鈴木:俺より嫁さんの方が意識が高くて。「嫁さんがこんなに頑張っているのに、俺は全然ダメじゃん」って猛省しました。すごく恥ずかしかったですよ。

 

意外にも、ハニコさんはMAX鈴木さんの大食い活動をほとんど知らない。大食い番組は一度も見たことがないという。

 

MAX鈴木:今でも俺のYouTube動画すら見てません。でも結婚する時に「MAX鈴木じゃなくて、鈴木隆将を好きになったの」と言ってくれて、ズッキューンときました。心臓にグサァッて刺さったんですよ。一生抜けないんだろうな、これは。

 

 

笑顔が止まらない。とろけるんじゃないか、と思うくらい目を細める。

 

はぎぱん:MAX鈴木さんは、さぞかし愛情表現も豊かでしょうね。

 

MAX鈴木:「好きだよ」とか「愛してるよ」とか毎日言いますし、人前でちゅーもします。嫁さんは逆で、溜めて溜めて、でっかいのをポンッてくれる。逆プロポーズもそうですよね。

 

 

はぎぱん:ハニコさん、かっこいいですね。MAX鈴木さんの方がガーリーな気がします(笑)

 

MAX鈴木:はい、中身は向こうが男なんで。俺はひっぱたいてもらって転がされているんですけど、それが心地いいです。逆に嫁さんが弱気になったら不安になりますね、大丈夫かなって。俺、何の話してるんですかね?(笑)

 

はぎぱん:壮大な愛の話をしてくださってます(笑)

 

 

盛大に惚気てはいるが、結婚したことも、子どもが生まれることも、まだ信じられないそうだ。

 

MAX鈴木:ずっと夢の中にいるみたいなんですよ。「俺、こんなに幸せになっていいのかな」って思う。大学は中退したし、仕事も転々として水商売もやったし、ふらふらした人生だったんです。だからぼんやり「俺みたいな奴は結婚したり子ども作ったりできないな」って思ってたんでしょうね。結婚したり家族持ったりするのは、ちゃんと会社に勤めて親孝行している人だって考えてて。

 

 

 

ハニコさんは10歳以上年下だ。いわゆる年の差婚で、MAX鈴木さんは“おじ”と呼ばれている。(“おじさん”の派生形だが、親愛の情がたっぷり込められた呼び名である)ある日の夜、ベッドに寝転がっていると「おじもパパかあ」と言われた。しばらく間をおいてから、「まじで!?」と叫んで飛び起きた。

 

何を隠そう、MAX鈴木さんは大の子ども好きだ。大食い活動で一番うれしいのも、子どもの声援だと言う。

 

 

MAX鈴木:「仮面ライダーショーでも見てるのかな」ってくらい高いテンションで「MAXがんばれー!!」って言われると、謎のスイッチが入ってグワーッて燃えます。黄色い声援をいただくこともあって、それもうれしいんですが、子どもの声援は別格ですね。写真撮る?って自分から聞きますもん。「撮る!」って言って目ぇキラキラさせたりするんですよ。もう、嘘だろ?って思っちゃいますね。うれしすぎて。

 

はぎぱん:きっと、息子さんも応援してくれますよ。「パパがんばれー!」って。

 

MAX鈴木:ははは。嫁さんが「あなたの姿を見て大食いにならないか心配だわー。絶対なるよね」って心配してます。

 

 

 

「ちなみに、大食いをやってなくても、奥様と結婚したと思いますか?」と聞くと、しばらく考えてから「結婚してないと思います」と言う。

 

はぎぱん:本当に大食いに出会って、人生が変わりましたね。

 

MAX鈴木:はい。自分の人生をかけたいものが見つかって、それで生きていけるって本当に幸せです。大食いデビューは3年前のちょうど今頃だったんで、大食い3周年ですね。まさか3年後に年下のかわいい嫁さんがいて、子どもまで生まれるなんて思ってなかったですよ。大食いをあきらめずに続けられたのは、嫁さんのおかげです。嫁さんに感謝できない人間になったら、俺は人として終わりだと思います。捨てられないようにしないといけないですね(笑)

 

 

ライオンみたいな風貌の男性が、目元をくしゃくしゃにして子犬みたいに笑う。

 

大食い王の口から常人の身に余る愛の物語を聞き、私の心はおなかいっぱいだ。不思議と胸焼けしなかったのは、その愛に芯が通っているからだろう。

生まれてくる子も、有り余る愛を一身に浴びるに違いない。

 

取材・文/はぎぱん 写真/ひらはらあい

 

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